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パーキンソン病と精神的なリハビリテーション


パーキンソン病になった患者さんの多くがまずはじめに感じることは、「自分は不治の病に犯された」「そのうち、身体が動かなくなって、当たり前の日常生活もままならなくなってしまう」というような恐れです。

そもそも、パーキンソン病の症状には抑うつ症状があるため、こういう初期段階の思い込みによって、悲愴感、不安感、失望感が助長されてしまいます。必要以上に病気を恐れてしまうと、薬の効果が半減することになるため、本来の必要量以上に投薬が必要になってしまいます。それが後のちの弊害につながることもあるので、精神的なリハビリテーションは、初期段階からきちんと行っていくべきでしょう。

では、精神的なリハビリとは、具体的に何をすればいいのか?
大きく2つのことに集約されます。

1.病気への理解を深める
まず、自分自身でパーキンソン病という病気への理解を深めることが大切です。自分の症状をしっかりと認識し、自分自身の身体がどのような症状であるのかを理解することです。

2.家族の理解を深める
本人だけでなく、家族の方もパーキンソン病への理解を深めることが大切です。現在では、日常生活もほぼ送れるようになってきていますが、それでもパーキンソン病特有の症状は、現れます。精神的な介護を含めて、家族の方が正しい知識を持って、お互いに病気に対処していくことがとても大切なことだといえるでしょう。